襟川教育財団は、2023年3月、シングルマザー家庭にあって、経済的な理由で、高校、大学、大学院への就学、受験が困難な学生に対し、必要な学資金の給付を行い、将来社会に貢献し得る有為の人材の育成を図ることを目的として設立されました。
当財団は、「高校、その先の大学を目指して勉強したい」、「友達と同じ進学塾で受験に備えた勉強をしたい」、「成績をもっと伸ばして、一流と言われる高校や大学を目指したい」、「就職をして、お母さんに楽をさせてあげたい」、そんな気持ちをもつシングルマザー家庭のお子様や、お子様の将来を信じて、経済的な心配なく学業に励ませてあげたいお母様の支援ができる学資金制度を考えました。
経済的に恵まれないお子様が、中学、そして高校、大学と安心して勉学に励めるように、中学生、高校生、大学生それぞれに学資金制度を設計しました。これは幅広い支援の姿勢を示すことで、少しでも多くの育英生の大学卒業までの将来的な金銭面での心配をなくすためです。
学資金給付期間は、中学生2年間(2・3年生)、高校生3年間、大学生4年(修業年限6年の場合は6年間)、大学院(修士課程)2年間となります。また、高校生については、大学受験で志望校に合格しなかった場合には、1浪(1年間)に限り継続して学資金を給付します。給付額は、中学育英生年間60万円、高校育英生年間60万円、大学育英生・大学院生育英生年間72万円となっております。